２月２３日（月）に鈴木順造らに対する損害賠償請求訴訟の第４回口頭
弁論期日がありました。今回も依頼者の方々が続々傍聴に来てくださり，
９７席ある傍聴席は開廷前にいっぱいになってしまいました。法廷に入れ
ない方が２０名ほどおり，１２０名近い方の参加になりました。
　今回の期日では，被告側からＭＲＩ，フジナガ，鈴木らが詐欺を行って
いたとの原告主張事実についての認否反論がありました。予想していたこと
ですが，鈴木らは，「ＭＲＩが違法行為していたことは知らない」「争わない」
と曖昧な答弁したうえで，「自分たちは違法行為を知らなかった」などと答弁
してきました。
　この答弁が出てきたのが期日の１週間前だったのですが，すぐに弁護団でも
反論を作成し，「ＭＲＩの違法行為はすでに米国訴訟でも認定されているから
鈴木らの違法行為について集中的に審理してほしい」という趣旨の書面と，被告ら
答弁の曖昧な部分について「きちんと答えよ」という求釈明書を提出しました。
　裁判所は弁護団からの求釈明書について被告側に促し，次回，被告にて曖昧な
ところを排除してきちんと回答するように指揮しました。
　次回はさらに被告がきちんと答弁をすべき期日になります。

　その後，場所を近くの会議室に移して弁護団による説明会と被害者団の意見
交換会を開催いたしました。
　次回期日と弁護団説明会・被害者団意見交換会は，以下のとおり開かれます。
　ぜひ期日を傍聴してください。法廷を満席にしましょう。

■次回第５回期日
　日時：平成２７年４月１３日（月）午後２時半～
　場所：東京地方裁判所第１０３号法廷（裁判所で一番大きな法廷です）
■弁護団説明会・被害者団意見交換会
　日時：上記期日の終了後
　場所：日比谷図書文化館B1階日比谷コンベンションホール(大ホール）
　住所：千代田区日比谷公園1番4号
　TEL：03-3502-3340　
　アクセス：公式ページを開く