本日,MRI被害弁護団は,6名の被害者を代表原告とし,MRIインターナショナル日本支社の
代表者鈴木順造,同顧客サービスセンター代表の鈴木啓子(中町啓子),および同ジェネラルマネージャー
鈴木ポール武蔵の3名を被告として,詐欺に基づく不法行為責任を追及して,合計2億3232万円の
損害賠償請求訴訟を提起しました。
被告らは,遅くとも2011年以降は,MRI本社がMARS事業を運用しておらず,かつ投資金の分別管理も
していないという実態を知っていたか,容易に知り得る立場にありました。それにもかかわらず,その後も
新規投資または再投資の勧誘を継続したことは詐欺に該当するものであり,被告らはその責任を負うべきです。
提訴後の記者会見では被害者の1人が,「1日でも早く,1銭でも多くの資産を取り戻し,海外投資で
似たような詐欺事件が2度と起きないようになることを望みます」と訴えてくれました。弁護団としては,
こうした被害者の声に応え,迅速かつ適切な解決に向けてより一層努力いたしますので引続きご協力のほど
宜しくお願い致します。
訴状提出のため東京地方裁判所へ
被害者とともに司法記者クラブで行った記者会見の様子